特別訪問看護指示書の基礎知識

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特別訪問看護指示書を知ってもらう前に「訪問看護指示書」というものを知らないことには話になりませんので、
まずは訪問看護指示書について紹介していきます。


『訪問看護指示書とは』

訪問看護指示書というのは、訪問看護をする際に医療機関の発行した指示書のことになります。
これがないと、介護保険での利用なのか医療保険での利用なのか分かりませんし、
特別な疾患を持っていた場合には、対処を誤ると命の危険がありますので、必ず医療機関が発行することになります。

この発行を依頼する流れも、医療機関を受診した利用者が訪問看護指示書を発行してもらい、
訪問看護サービスが受けられるようになるというものではなく、
利用者が訪問看護センターに利用したいという希望を受けたときに、
訪問看護師が医療機関に交付を依頼するという流れになりますので、訪問看護師を目指す方や、
訪問看護師に成り立ての方は覚えておいてください。

書式については介護保険でも医療保険でも共通になっていますが、
利用者が特定の疾病に掛かっている場合には、自動的に医療保険での対象となってしまいますので、
それも合わせて覚えておいてください。

通常、訪問看護指示書に定められている期間は6ヶ月が限度となっていて、指示書の期間が切れると、
再度医療機関に交付の依頼を行わなければなりません。
その際には訪問看護計画書と訪問看護報告書を主治医に提出するのが流れとなっています。


『特別訪問看護指示書とは』

次に特別訪問看護指示書というのは、簡単に説明すると「重度の疾患を発症してしまった利用者」に発行する指示書です。
訪問看護というのは、基本的には毎日行うものではなく、2〜3日ごとに利用者の自宅を訪れて看護を行うというのが、
基本的な仕事となるのですが、あくまでも「看護」をしているので、患者の容態が急に変化することもあります。
そのような場合には、毎日のように看護をしなければならなくなりますが、
その場合にも医療機関の発行した指示書が必要になりますので、その指示書が「特別訪問看護指示書」となります。
1ヵ月の間に1回まで交付することができて、診療日から14日間の期限となっています。

また、以下の事例の場合は、1ヶ月間に2回までの交付が可能となっています。

・気管カニューレを使用している人
・真皮を超える褥瘡のある人

これらの症状が見られる場合には1ヶ月に2回まで交付することができるので、
ほとんど毎日看護することが可能となっています。