本気で訪問看護認定看護師になるために必要なこと

  訪問看護師として転職を考えた?

看護師アンケート

訪問看護認定看護師は現在日本に266名しかいない資格になっています。
受験資格も厳しくなっていて、以下の3つの項目をクリアしないと、認定審査を受けることもできません。
1.日本の「保健師」「助産師」「看護師」のどれかの資格を有すること2.資格取得後、実務研修が通算5年以上あること。  そのうちの3年以上は特定の認定看護分野の実務研修があること。3.認定看護師教育課程を修了していること。
の3つになっています。
認定看護師教育課程とは、6ヶ月以上の連続した昼間の教育であることが原則で、授業時間数は、総時間615時間以上、共通科目105時間以上、学内演習及び臨地実習200時間以上となっています。
「特定の認定看護分野の実務研修」については、訪問看護の場合は、
・通算3年以上、在宅ケア領域での看護実績を有すること・医療処置及び管理を要する患者の訪問看護を5例以上担当した実績・現在、在宅ケアに携わっていることが望ましい
と以上の3点になっています。
審査料金は5万円になっていて、筆記試験による認定審査になっています。試験は40問で150点満点の試験になっていて、全て4択のマークシート方式になっています。

難しいのは、現場で仕事をしながら教育課程を受けるということができないということです。原則、昼間の授業になるので、仕事をしながら続けることはできません。
しかも6ヶ月以上の受講となるので、その間の生活費などを含めると、膨大な金額になります。また、入学金や授業料なども必要になってくるので、訪問看護認定看護師になろうと考えている人は、5年以上の実務をして、十分な蓄えをもって受講し、資格を取得する必要があります。
さらに訪問看護の場合は、「現在も在宅ケアに携わっていることが望ましい」となっているので、教育課程終了後に、再就職をし、その後に認定看護師の資格を取得するのが良いでしょう。
以上が訪問看護認定看護師になるために必要なことです。次に、「本気で目指す」という方についての心構えについて紹介していきます。

『本気で訪問看護認定看護師を目指す方へ』
上記に記したとおり、訪問看護認定看護師になるためには、いくつかの障害があり、合格するのは並大抵のことではありません。
何が難しいかというと、試験の問題云々ではなく、「経験」に掛かる部分が多いということです。「実際に実務経験がある」ということと、「教育機関を修了している」ことというのは、相反するものに近いです。
しかも、年単位での経験が必要なので、短大卒業後に看護師になり、ストレートに資格を有したとしても4~5年は掛かる計算になります。
そのために、日本国内で訪問看護認定看護師というのは、266名しかおらずに、看護師全体の1%以下となっています。
そんな資格を取りたいという方は、まず、看護の実績を積み、何ヶ月間か働かなくても生活できるだけの貯蓄をすることから始めてください。
そうして、教育機関へと通い、無事に修了すれば再就職を行い、受験するのが良いでしょう。看護師という職業は年中人不足で、どこの医療機関でもノドから手が出るほどに欲しがっています。
そのため、自分の条件に合う就職先を見つけ、就職して経験をつみながら資格勉強を始めてください。
勉強も必要ですが、「勉強できる環境を作る」ということが一番大切です。